おなかいっぱいレア本“100%高崎晃”
平成5年に発売のヤングギター1月増刊号『100% AKIRA TAKASAKI』。
この本が発売されたのは、脱退したマイク、山下氏に替わり、元フラットバッカー~EZOの山田雅樹氏と、元Xの沢田泰司氏を迎えた、第3期ラインナップのころ。
正直いうと、私はジャパメタ離れしてしまった時期であり、そしてオリジナルメンバーじゃないラウドネスに違和感を感じつつも、しっかりこの本だけは買っていたのでした(笑)。
さて、この『100%高崎晃』は平成の書物なので、そこまでレアなのかどうか、ちょっとわかりませんが、どんどん入手のハードルが高くなってきているのは間違いありません。
裏表紙です。キラー・プライムは油絵のようなフィニッシュの“ラスタ”イチオシ!
この本の見所はやっぱりタッカン様のエキップメント!
この頃のキラーは、シグネイチャーよりも、ラスタとモザイクがフューチャーされています。ちなみにキラーのモザイクバージョンは、ランダムスターのときよりもモザイク・パターンが複雑になり、一部メタリックカラーも使われているんだとか。
ランダムスターには白&ブルーミラーのタイプも。あ!右端上にはもしかしたらNTのプロトタイプらしきものが!!でも写真のはトレモロ用のキャビティがザグられてますね~。
攻撃的なサウンドを奏でた怒涛の90年代ラウドネス・ギターサウンドシステム!このころはピーヴィーも使っていたんですね~。
スコアもてんこ盛りの9曲を掲載!定番のナンバーの中に、『SLAUGHTER HOUSE』『HELL BITES』も含まれています。90年代へヴィ・メタル最強とも名高い第3期ラウドネスのラインナップ。アルバムわずか1枚のリリースで終わってしまったが、あらためてその凄さを再認識させられます。
それにしてもこの『100% AKIRA TAKASAKI』。当時は食わず嫌いになっていたけど、内容てんこ盛りで腹いっぱい!「もぅ食えません女将さん」!!