ジャパメタおっさんギターKIDS

古きよき80年代の邦楽・洋楽HR/HMを愛して止まない生涯メタルフリークを宣言する中年のゆるい日記。挫折してもあきらめきれずエレキギター練習はじめたけど果たして上達するや否や。

めちゃ弾きやすいアコギ“Ovation Elite LX”USA製

所有している【Ovation(オベーション) Elite LX】は2005年USA製です。現在は一部のシグネチャーモデル以外は生産拠点を変えてUSA製じゃなくなりましたので、ちょっと価値があるんじゃなかろうか私の『Elite LX』。

確か7~8年前に知人の楽器店で10万そこそこの格安で購入できました。

 

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始めからエレキ畑で育ってしまうと弾き難くてしょうがないアコギ。でもオベーションはそんな固定概念を打ち消すくらい素晴らしく弾きやすいギターでした。

押弦したときのテンションがエレキよりは強いけど、でも他のアコギなんかよりもずっとタッチが軟らかくて、ハイフレットもチョーキングもスムーズに弾けます。

 

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オベーション独特のサウンドホールのお陰でアコギ特有の穴がない。なのでとっても美しく感じます。まずは見た目でここに惚れ込みました。

オベーションのボディは親会社にあたるカーマン社が、ヘリコプターのローターに使うリラコードという樹脂を、そのままボデイ材に応用したものだそうで、弦振動の伝達に優れ、また共振をおこし倍音にも優れることで有名な、ハイテク素材のギターです。

ボディ素材とは相成る表板はスプルース材で、このエリートLXはグレードが4段階ある中の“AA”で、USAオベーションの中では中間のグレードみたいです。表板の裏側にはボディの鳴りを増大させるXブレイジングという技術が採用されていて、大きなサウンドホールがないのに、すっごく鳴りが明瞭で生音が大きくてすごいです!

ブリッジ部分はピエゾ・ピックアップになっているためアンプから音を出すことも出来ます。すなわちエレアコってことですね。

 

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ひと目でオベーションとわかるオリジナル形状のヘッド。ブランドロゴはブラスプレートから作られたもので、トラスロッドカバーに至ってはエボニー材。ゴールドのペグと相まって高級感抜群のディテール。

 

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ネックにはトラスロッドのほかにカーボンスタビライザーも埋め込まれ補強されている手の込みよう。ネックのシェイプも薄くて握りやすいです。

 

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ネックジョイント部分に貼り付けられたプレートも渋くていいですね~。

 

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プリアンプ部分です。サウンドでトーンキャラクターを調整できます。さらに便利なチューナー機能もついていて、左端のボタンを押すとプリアンプまるごと「ガボッ」って脱着できて、9Vバッテリーの交換も容易にできます。

昔はすごく人気があって憧れのギターだったのですが、最近はそれほど人気がないらしく、中古での下取りはあんまり良くありません。でもまた、かつてのように華やかに人気がブレイクしてほしいものです。

USA製エリートLX、また入手するのは大変だから大事に使わせていただきますよ!