音痩せ皆無!!BOSS MT-2 MOD “トワゾネ”
BOSSといっても缶コーヒーじゃありませんしスピーカーでもありません。それはBOSEか(笑)。お題はエフェクターのボス。
高校生のとき友人が使っていて、めちゃくちゃ歪んでカッコいい音するな~と、密かに憧れていたディストーションがMT-2こと『メタルゾーン』。通称“メタゾネ”なんて言われてます。自分は当時、デジタルディレイなんかも搭載した、コンパクト・マルチの先駆けみたいな、MZ-2『デジタルメタライザー』でその友人に対抗してました(笑)。
でもね~自宅の練習アンプだと最高にイケてたMZ-2なんですが、スタジオのマーシャルに繋ぐともう音が痩せて駄目よダメダメ(爆)。そしてMT-2の方はというと、野太くガッツりディストーションが掛かり、悔しかった思い出があります。
そして今回手に入れたのは、そんな敵の存在だったエフェクターMT-2なんですが、メタゾネのほうじゃなくてトワゾネ。そう!Keeleyというブランドがモディファイした『トワイライトゾーン』。
これ音鳴らしてビックリ!!めっちゃ音がいい!!
あくまでも、おっさんの私的な感想なんですが、メタルゾーンの図太く重たいディストーションはそのままに、ローノイズで、ボスのペダルにありがちな「音やせ感」も殆ど感じませんでした。
回路について詳しいことはよく知りませんが、基盤のコンデンサーを良いものに交換しているようです。単にそれだけじゃなく謎の3Wayスイッチも加わっています。ちなみにLEDはブルーとなりさりげなくCOOL!
スイッチは左からスタンダード、トリプルダイオード、ウルトラチューブ、とモードになっていますが、真ん中のトリプル・・はゲインが落ち着いてクリアで音量がアップしたメタルっぽくない感じ。そしてウルトラはスタックアンプをフルドライブしたようなちょっとオーバードライブっぽい感じで、これが一番マーシャルの箱鳴りっぽい感じがするし、抜けもいいし最高でした。
本当は最近のボスの中では、ST-2がとても良さそうだったのですが、なんかデジタルっていうのが引っかかって、MZ-2のしょっぱい記憶がオーバーラップし一歩踏み出せないでいました。まぁ最近のデジタルの音は当時のと比べ物になりませんけどね~(笑)
今回、たまたま新品同様の『トワゾネ』を定価の半値くらいでみつけちゃったので、久々にボスエフェクターを買っちゃったしだいです。
こいつを中心にセッション用のボードを組んでみたいと思ったり、しばらく遊べそうです!!