ジャパメタおっさんギターKIDS

古きよき80年代の邦楽・洋楽HR/HMを愛して止まない生涯メタルフリークを宣言する中年のゆるい日記。挫折してもあきらめきれずエレキギター練習はじめたけど果たして上達するや否や。

伝説のジャパメタ“MARINO”ライブLD発掘も・・

どうも懐古趣味な私、つい先日2度目のソニータイマーが発動し、絶不調のLDプレーヤーMDP-605の後釜に、YAMAHA CDV-100を入手したりしているこの頃。そして、ソフトのほうもしっかりお宝を発掘してまいりました!

それはジャパメタ伝説のバンド“MARINO(マリノ)”のライブLD盤でタイトルはデビューアルバムと同じ『TARGET』。

 

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ところで、マリノですが80年代を代表する、関西メタルの一角として有名ですが、自分が初めてこのバンドを聴いたのは高校時代になるので、すでに解散した後のこと。

当時ロッキンfという雑誌で特集していた『ジャパメタの歴史?ディスコグラフィー』みたいなのを通じて知り、「ラウドネスやマグナム、シェイカー以外にこんな凄いバンドもいたのか!」と驚きましたね。

 

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販売元はパイオニアで1984年のリリース。定価は5,800円なので再販ものかなと思いましたが、片面収録のみなので始めからこのプライスかも知れません。

ところで、マリノで注目しちゃうのはギタリストの大谷レイブン氏。めちゃくちゃテクニカルで凄いんですが、当時は楽曲がすごく地味に感じちゃいました。地味というかコアな感じと表現すべきですかね~なんか洋楽のギタリストっぽい。イングヴェイとかジェイク・E・リーみたいな感じのスタイルかな?通好みの技巧派タイプ。

もう少し大人になってから出会えばよかったのに、当時はまだ青かったので初見でスルーしちゃい、今日までマリノの存在を忘れていたのでした。

 

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大谷レイブン氏の小学生時代には、ラウドネスの二井原実氏と同級生というエピソードが。別のバンドの話ですが、MAKE-UPというバンドは、同じくラウドネスの樋口氏と高崎氏が、レイジー以前に学園祭でやっていたバンド名を譲り受けたとか、関西メタルには往々にして数奇な因果があったりすんですよね~。

さてさて余談はここまで。

肝心のLDディスクを再生しての感想ですが・・・、あれ!映像が出ない!?

そうなんです。永久保存盤の謳い文句で登場したLDですが、実は経年劣化することがわかり、前回のユーロバウンズのトラッキングノイズどころか、映像が完全なノイズに!!むかし秋葉原でつかまされた裏セクシービデオのようなありさま。(爆)

もうね~こればかりは仕方ないです。値段もウン百円だったし、救いは音声はちゃんと生きているので、目をつぶればライブアルバムとして聴けるんだしまぁいいか。

 

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盤面には目だって傷もないしキレイなんですけどね~。

と、いうわけでユーチューブに貴重な、MARINO(マリノ)の動画をアップされている方がいるので、気になる方はそちらをリンクしておきますので、どうぞご覧ください。

Marino - Shake Down / Outlaw [Live 1985] - YouTube