これはいい“Mooer Eleclady”フランジャーは小さいのに音はがっちり!
エフェクターボードが手狭になり、『BF-2』よりもコンパクトな筐体のペダルを探していたところ、みつけたのがこの【Mooer Eleclady(ムーアーエレクレディ)】。
そのコンパクトさたるや、ボスエフェクターの半分以下!さすがに小さすぎて9V電池は入らず、DCのみの仕様なので、そこはエフェクターボード用にと割り切るしかない。
実際のところ、手元に届くまでそんなにサウンドは期待していなかったが、これが予想外に素晴らしい。なんでもエレハモの『Electric Mistress』の回路を模倣しているらしいが、よくもあんな大きな筐体の中の回路を、こんなにコンパクトにできちゃうのかと驚くばかり。(※まったく同じ回路じゃなくあくまでもコピーってことで)
サウンドのほうはというと、すごくクラッシックな感じで80年代HR/HMにはぴったりな感じ。とくに『撃剣霊化』あたりまでのラウドネスの曲をこいつがカバーしてくれそうです。
操作系はいたってシンプルですが、ジェット音のようなフランジャーから、フェイザー効果まで作れる幅の広さ。さらにCOLORノブを回していくと自己発振したり、Filterモードでシタールみたいなサウンドを出せたり、ユニークで奥の深いアナログペダルでした。これ1台でかなり遊べます!
あ、それとBF-2と比べたらノイズもこっちのほうが少なかったし、トゥルーバイパスのせいか音痩せもわずかなような気がします。値段もお手頃なのでオススメのフランジャーですね。