ジャパメタおっさんギターKIDS

古きよき80年代の邦楽・洋楽HR/HMを愛して止まない生涯メタルフリークを宣言する中年のゆるい日記。挫折してもあきらめきれずエレキギター練習はじめたけど果たして上達するや否や。

PJB 【DOUBLE FOUR】小さな巨人ベースアンプ

PHIL JONES BASS(フィルジョーンズベース)は、高級オーディオブランドのAAD社と同じ社長のフィルジョーンズ氏が手がけるベースアンプメーカー。

この【DOUBLE FOUR】はシリーズ最小の小型ベースアンプですが、さすがにAADの技術も注がれているため音質はもちろんのこと、常識を覆す音圧と低音を奏でます。

 

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サイズは 280(W)x160(W)x190(D)mmとコンパクトでとにかく小さい。恐らく自宅練習用小型ベースアンプの部類の中で最小に位置するんじゃなかろうかと思います。

重さも3.9kgと軽量なので付属のキャリングバッグに入れてどこにでも持ち歩ける手軽さもいいですね。スピーカーは4インチ2発でパワーは70W。

 

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信じられない音圧と重低音を生む秘密がこの、背面にあるパッシブラジエターなんですね~。これは4インチスピーカーユニットの背面の振動を、駆動ユニットを持たないもう一つの振動版を鳴らす方法で、すなわち此処から十分すぎる低音が響くわけです。

この辺はADDの持つオーディオスピーカーやスーパーウーファーの技術がフィードバックされてるんでしょうね。小さいスピーカーのレスポンスの良さと相まって、ゴリゴリピッキングしても、スラッピングしても実に小気味よいサウンドを鳴らしてくれます!

小さいからって油断してボリューム上げると、家のガラスや壁までも共振するほどのパワーがあるのでご注意を!本当ですよ。

 

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パネルはこんな感じで実にシンプル。イコライザーの効きもいいです。ちょっとスイッチが安っぽいですが、パワーとミュートもついてるのでシールドを抜き差しする際にも便利。

モードもLOW・HIGH二種類あって、アクティブベースとパッシブベースを使い分けることができます。ボリュームはマスターで調整しますが、インプットレベルのほうを上げればナチュラルオーバードライブを得られます。

歪みは大げさなものじゃなく、ごくわずかに自然な感じで、コンプレッションもある程度掛かったようなサウンドなので、エフェクター無しでも中々いい音が鳴っちゃいますね。

 

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特筆すべきはAUXにミニステレオプラグ端子があって、そこにもボリュームが備わり、アンプでご覧のとおりiPhoneも鳴らすことができます。

なのでお気に入りの曲を流しながら一緒にベースを弾いたり、リズム系のアプリをダウンロードして練習することもできちゃいます。

昨年買ったときは値引きがなく¥39800でしたが、最近は少し値引きしてくれるお店もチラホラ。ちょっとお値段高めの練習用アンプですが、率直に音がいいからニュアンスも掴みやすいし、体にズンズン響く重低音も実に弾いてて気持ちがいいです。メタル弾きにもこのアンプかなりおすすめですね!