ジャパメタおっさんギターKIDS

古きよき80年代の邦楽・洋楽HR/HMを愛して止まない生涯メタルフリークを宣言する中年のゆるい日記。挫折してもあきらめきれずエレキギター練習はじめたけど果たして上達するや否や。

懐かしい聖飢魔Ⅱバンドスコア“THE END OF THE CENTURY”

【聖飢魔Ⅱ(せいきまつ)THE END OF THE CENTURY(ジエンド・オブ・ザ・センチュリー】は1986年発表の2ndアルバム、じゃなくて悪魔ではこれを第二大教典という(笑)バンドスコアはドレミ楽譜出版社が発行。

当時のジャパメタ界でもビジュアルのインパクトは随一な存在で、よくもまぁこんなオドロオドロしいものが、お茶の間に受け入れられたのか信じられないバンドでしたが、メタルに不可欠なダークな要素もしかり、演奏やライブパフォーマンスのテクニックが抜群に素晴らしく、中坊だったおっさんは否応なしにハマっていったのでした。

 

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何度かこのバンドスコアは再販されているようなので、中古でも割と手に入れることができるようですが、それでも結構な高額で取引されているようです。

 

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このバンドスコアを入手したのは1989年でしたので、4月1日から消費税法施行され税率3%がついに定価に上乗せされました。この当時も消費税導入で大騒ぎだったのですが、今回の税率8%に比べればかわいいものです。

 

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聖飢魔Ⅱもデーモン小暮氏じゃなかった、デーモン閣下以外は幾度かメンバーチェンジを繰り返しましたが、この当時のラインナップが私は一番好きです。

テクニカルなプレイを得意とするジェイル大橋氏のギター『ZEPⅡフライングV』に憧れましたね~。あれは確かヘッドもV字になったデザインで、高崎Vと同じシェイプだったかと思いました。

聖飢魔Ⅱのギター&ベースはESPのローコスト版で、現在のエドワーズにあたるZEPⅡブランド。のちにエンドース契約がアリアプロⅡに代わるのですが、『Ⅱ』つながりは『聖飢魔Ⅱ』だからなのかどうなのか。(笑)

 

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【THE END OF THE CENTURY】の中の代表曲といえば、やっぱり『蝋人形の館』ですが、この『創世紀』は全編インストゥルメンタルで構成されていて、友人とよく二人で合わせて遊びました。ツインで人前で披露すると一番盛り上がる曲でしたね!

 

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シングル『蝋人形の館』のB面に収録されていた『JACK THE RIPPER』も好きですが、この『怪奇植物』のフランジャーを利かした、おどろおどろしいディストーションサウンドがたまらなく、まさに聖飢魔Ⅱはへヴィメタルなんだと言わしめんばかりの名曲でした。

【THE END OF THE CENTURY】は、ほかにも『FIRE AFTER FIRE』や『悪魔の賛美歌』など名曲ぞろいで、今聴いても本当に完成されたジャパメタだったんだんだなぁ~と感慨深いです。