哀愁の日本製BOSSヴィンテージエフェクター
中2のときにエレキギターと小さなアンプを買って、次に手に入れたのがエフェクターBOSS(ボス)のスーパーオーバードライブSD-1でした。当時の安物アンプの歪みはお世辞にもならないくらいの代物で、エフェクターに頼るしかありませんでした。もちろんヘビメタ気取っていたので、アンプのBAS、MID、TREは10、SD-1のLEVEL、TONE、DRIVEもほぼ右にめいっぱいMAXでした。(笑)
SD-1の次に買ったのがコンプレッションサスティナーCS-2で、下手クソでもこれをSD-1の前に繋げば、ピッキングの粒が揃うからブリッジミュートが格段に美味くなったように聞こえて心地よかったです。
そして3つ目に買ったのが、フランジャーBF-2です。コーラス的に鳴らすこともできて、アルペジオが格段に綺麗になりました。というか歪みに加えてグワァン、グワァン唸らせて、そんな派手さが当時の中2連中には相当カッコよく聞こえ、下手クソをかなりごまかせましたね。(笑)
これらエフェクターは3種の神器として、なくてはならない存在として学生時代しばらく愛用していました。
私の青春の遺産となったエフェクター3種の神器でしたが、ある日SD-1だけが手元から離れていきました。知人にどうしても貸して欲しいと頼み込まれて、しぶしぶ渡したのですが、その身代わりとしてKLONのケンタウロスを渡されました。不釣合いだけどむしろ快諾です!(笑)
MADE IN JAPAN!もはやヴィンテージな 日本製です。ちょうど銀ネジから黒ネジに切り替わった直後の製品。のちの台湾製よりこの頃の日本製BOSSのほうがサウンドが良いらしいですが、私ごときにはちょっとわからないかも。
時々これらをエフェクターボードに組み込んでみますが、昔は気にならなかったノイズと音痩せがどうしても目立ちます。なので今は稼働せずに当時を懐かしむ観賞用としてディスプレイされている状態。
そして心なしかSD-1が居ないのもあって哀愁漂う青と紫のBOSS(ボス)達でした。